漫画を読む。

日々読み漁る漫画の感想絵日記。





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戦獄姫★

『戦獄姫』は、戦国ロマン☆レディースコミックである。
レディコミって、アレやろ?
コンビニの本棚の下段に陳列されている、淫猥な女性向け漫画。
…ちょ、違っ!
私は立ち読みなんか、してませんー。
ハイ、しーてーまーせーん。
電子書籍サイトで、徳川家が登場する歴史漫画を探していた時に、偶然、発見したの。
だから、『戦国ゾンビ』だって、すっごく読みたいの!

戦国最恐の呪姑姫、築山
築山
『戦獄姫』の主人公は、パート主婦の翔子(23)。
築50年の一軒家に、夫と姑と同居しているが、姑との折り合いは非常に悪く、姑から理不尽な嫌がらせを受けている。
彼女はストレスを発散させる為、お気に入りのテレビゲームに、ハマり過ぎてしまうのよ。
そのゲームとは、『戦獄姫』。
プレイステーション系のプラットフォームだぞ。
「戦国姫の呪い」
「戦国武将たちの国取り合戦の影に姫たちの呪いあり!」
「歴史に刻まれぬ恐ろしき姫たちの恨み怨念の世界!」
「敵将を呪い殺そうとする姫
 その呪いを呪いをもって
 我が夫を我が父を我が息子を守ろうと呪い返しする姫」
「どろどろとした湿潤な戦国絵巻が今 繰り広げられる!」
「さあ 今宵 あなたはだれを呪い殺しますか!」
面白そうだな!
コーエーテクモは、『信長の野望 創造』を制作している場合ではない。
『戦獄姫』、これを30周年記念作品とするが良い。
織田信長に萌え萌えしている翔子は、ラストステージのラスボスである、戦国最恐の呪姑姫こと築山を倒しに行こうとする。
…が、築山に呪いの言葉を吐かれて、何と!
戦国時代に、タイムスリップしてしまった。



続く。
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posted by サイ 19:32comments(0)|-





週刊ダイヤ主水★

『週刊ダイヤ主水』は、戦国がっくりショートショート漫画である。ボーイズ☆ラヴのジャンルに属するようだが、お耽美要素の少ないギャグ漫画なので、殿方にも安心して読める。伊達政宗、片倉小十郎が登場する『陸奥 笹かまの章』。織田信長、前田犬千代、松平竹千代らが登場する『尾張 八丁味噌の章』。足利義昭、松永久秀が登場する『京 八橋の章』。武田信玄、上杉謙信らが登場する『甲信越 ほうとうの章』。…と勢力ごとに区切られている為、非常に読み易い構成となっている。普段は親徳川派の私だけども、謙信に惚れてしまいそう。だって、凄いんだもん。『SENGOKU』の上杉謙信をもっとヤバくしたような感じかな。若者口調のオカルト馬鹿で、信玄の事が大好きなのか、しょっちゅう川中島よ。そんな謙信に向かって、冷静に突っ込みを入れる常識人の直江兼継(直江兼続)も可愛いわv
直江兼継

上杉謙信
上杉謙信
何処を見ているのか分からない黒目がちの視線が魅力的。軍神を自称しているのに、微妙に漢字が書けません。


※松平竹千代、ハットリ(伊賀忍)が登場。
※電子書籍版*『週刊ダイヤ主水』*の¥0サンプルをどうぞ。
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posted by サイ 14:49comments(0)|-





サラディンの日

パオロ・アルベルティ
パオロ・アルベルティ
何処まで読んだのか分からなくなってしまった『修道士カドフェル』に続いて、『修道士ファルコ』を読んでみた。お次は、騎士にして修道士の修道騎士団に手を出すぞ。『サラディンの日』は、十字軍所属のイケメン三人組が活躍する聖戦☆ストーリーである。

主人公のユーグ・ド・モンフォールは、野性的で女に弱い。パオロ・アルベルティは、遊び人で気が荒い。ニコラ・ド・クレマンジュは、教条主義者で船に弱い。二枚目だけど、ちょっぴりヘッポコな彼らは、恐ろしいサラディンが来る前に、ガザ地区の住民を救出しなくてはならない。果たして、彼らは、この難しい任務を達成できるのか?聖地エルサレムだの何だのに関して、私は全くの無知である。基督教もその歴史も、分からないなら分からないで、それでも面白く感じられたのは、登場人物が好みだったのだろう。イタ公パオロに、一目惚れよv
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posted by サイ 21:42comments(0)|-





修道士ファルコ

アルヌルフ
兄弟アルヌルフ
『修道士カドフェル』シリーズの合い間に、『修道士ファルコ』を読んでみた。ベテラン少女漫画家、青池保子の作品って、今まで読んだ事がなかったんだよね。練りに練り込まれた下地作りに、安定した描画。ストーリーは軽妙洒脱で、登場人物は魅力的。とても面白かった!特に、兄弟アルヌルフが!修道士と言うと、お硬いイメージが強いけれど、この漫画は、修道院を舞台にしたミステリ☆コメディーなのよ。ファルコの後頭部には、聖女に祝福されたと思しき、「」の痣がある。キス・マークは、禁欲的な修道士達には刺激が強すぎて、ファルコはトンスラを禁じられている。そんな可哀想なファルコに、自称芸術家のアルヌルフは嫌味っぽく、自分のトンスラを自慢しに来る。どんな時も、アルヌルフのトンスラは、ツルツルに光り輝いている。もう、アルヌルフを見るだけで、楽しい気分になれる。そんな漫画ですw

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posted by サイ 16:39comments(0)|-





斧の柄★

お大
お大
松平広忠とお大って、兄妹なんだよな。彼らは連れ子同士だから、血は繋がってないけれど。血縁関係のない兄妹が一つ屋根の下、そして結婚!人によっては、萌えるシチュエーションでしょ。こう、ラヴ☆コメディー的な感じで。残念ながら、『斧の柄』はラブコメではない。細かい事情は置いといて、妻を亡くした松平清康は、後添えを貰う。その後妻は、離別した先夫との間の娘を伴っていた。まだ小さなお大である。初対面から、お大は兄となった千松(広忠)に懐きまくる。大好きなお兄ちゃまを追って、お大はチョコチョコと付いて回る。千松は、そんなお大が可愛くて可愛くてたまらない。仲良しのまま、幼い兄妹は成長するが、幸せは長くは続かなかった。父、清康の横死。守山崩れによって、松平宗家は一家離散となった。千松は放浪の身となり、お大は実父に引き取られた。数年の後、今川家の助力を得て、岡崎を取り戻した広忠は、水野家から妻を迎えた。勿論、お大である。二人の間に生まれた男児は、戦国の世を終わらせ、新時代を創った。その名を徳川家康という。…どうだい、萌えたかい?


※松平広忠、お大、松平清康、お方さま(華陽院)、阿部の爺(阿部定吉)が登場。
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posted by サイ 18:34comments(0)|-





ジパング

フランコ将軍
フランコ将軍
スペインに語学留学していた秋川麻衣は、日本に一時帰国する事になった。麻衣はジェット旅客機に乗って、成田に向かう。麻衣の乗った飛行機が富士山の上空を飛んでいる時、突然、エアポケットが発生!機体は大きく揺れて、麻衣だけが機外に放り出されてしまった。気を失った麻衣は、富士山の麓で意識を取り戻す。そこは、スペインに植民地化された日本…ジパングであった。スペインの軍人に捕縛された麻衣は、訳が分からぬまま、日本語で自分の名前を署名させられた。スペインの法によって、危険人物と見なされた麻衣は、銃殺刑に処されそうになる。その寸前に、スペイン政府に反抗するゲリラが爆破事件を起こした。麻衣は危ういところで、旧ジパング民族解放軍に助けられた。現状把握が出来ない麻衣は、旧ジパング民族解放軍のリーダーに心を寄せる。彼は麻衣の初恋の人に、よく似ていた。

スペインに征服される前のジパングは、高度な文明を誇っていた。インカもマヤもスペインに征服されたが、石の文明のお陰で、辛うじて歴史を遺す事が出来た。しかし、ジパングは木と紙の文明だった為、スペインに全てを焼き尽くされて、歴史を遺す事が出来なかった。スペインによる圧政に苦しみ、日々の生活に追われて、誇りを失い始めた旧ジパング民族が再び結束するには、強力な旗印が必要である。リーダーの祖先の言い伝えによると、富士山の氷穴に、旧ジパングの文化財が隠されているとの話だ。麻衣とリーダーは、旧ジパングの文化財を探し出す。…何と!氷穴には、金閣寺が丸々冷凍保存されていた。金閣寺と一緒に凍らされていた書物を麻衣は読みほどく。

時は遡り、本能寺の変。二条城で自決しようとした織田信忠は、得体の知れぬ人物に命を救われた。信長の死後、強大になった羽柴秀吉を怖れた信忠は、親しくしていたスペインの宣教師を通じて、スペイン軍を日本に招き入れた。スペイン軍は羽柴軍を討ち破り、そのまま日本に居座ってしまった。宣教師の指図によって、日本の文化財は次々と焼き払われて、日本は文字すら失った。後悔した信忠は、文化財の一部を富士山の氷穴に隠したのであった。信忠を助けた得体の知れない人物とは、麻衣の様に、他所の世界から偶然やって来た人間に違いない。この人物の善意が歴史を大きく狂わせてしまったのだ。

麻衣とリーダーを追って、スペイン軍が氷穴に到着した。数には勝てないと悟ったリーダーは、金閣寺に通じる道を手榴弾で封じた。爆発のショックで、麻衣は自分の世界に飛ばされる。病院で目を覚ました麻衣は、自分に面会しに来た初恋の人を見付けた。彼の名前は、織田信彦という。ここは、日本。何処の国からも滅ぼされる事なく、発展し続ける日本であった。

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posted by サイ 20:41comments(2)|-





百の華 千の花★

豊臣秀頼
豊臣秀頼
最近、豊臣秀頼に魅力を感じる。秀頼は秘密のベールに包まれて、実像がよく見えない。有能なのか、無能なのか。秀吉の胤なのか、そうでないのか。秀頼は存在自体が謎めいているので、色々と想像してみるのも楽しいもんだ。そんな秀頼だから、歴史漫画や歴史小説でも、面白おかしく脚色されている。石ノ森章太郎の『マンガ日本の歴史』に登場する秀頼は、全く喋らないおデブさんで、アホの子なのかと思ったら、重要なシーンで、一言だけ決め台詞を吐いた。この時の秀頼は、光り輝いて見えた。少女漫画に秀頼が登場する場合、ほとんどが千姫との悲恋がテーマとなる。『百の華 千の花』の破滅願望を持った秀頼なんて、良くないですか?良くないですか?良くないですか?女子の皆さん、どーですか?

『百の華 千の花』は千姫が主人公ではなく、秀頼が主人公である。太閤秀吉の血を受け継いだ秀頼は、父譲りの先を見通す目と頭を持っていた。それほど遠くない未来に、豊臣家は滅亡するだろう。秀頼は悲観的な少年だった。秀頼は千を冷たく突き放す。敵方の姫を好きになれるハズもない。だが、秀頼は素朴な千に惹かれ始めた。千に好意を持っても、行く先は破滅。千を好きになってはいけないと、秀頼は自分の心を押さえ付けたまま、少年から青年へと成長した。家康との面会の日、秀頼は家康を挑発した。秀頼の中に、秀吉の血を感じた家康は、豊臣家を滅ぼす決意を固めた。そして、大坂夏の陣。千は秀頼に殉じると申し出るも、秀頼は拒否した。「憎っくき家康に名ばかりの妻を押し付けられ、この短い人生を付き纏われ、その上、あの世まで付いてくるのか!」と秀頼は千を痛烈に罵倒した。千はショックを受けて、秀頼に思い出の品を投げ付け、口汚く罵り返した。千は大坂城を落ち延びた。秀頼の辛い恋は、これで終わった。あまり賢くない千には、秀頼の真意を汲み取る事が出来なかった。しかし、「憎くて愛しい人だった」と千は滂沱の涙に濡れた。ついでに、私も嗚咽を漏らした…(´;ω;`)ヲヲウ

大阪城
大阪城
そう言えば、去年、大阪城に行ったんだわ。

京橋口枡形の巨石
京橋口枡形の巨石
とにかく、デカい石だった。

外濠
外濠
まずは、外濠を埋めるのじゃ!

石山本願寺推定地
石山本願寺推定地
石山本願寺って、ホントに大阪城の敷地内にあるのね。

豊國神社
豊國神社
豊臣秀吉、豊臣秀頼、豊臣秀長を祭る。彼らは、出世開運の神様だってさ。

本殿
本殿
一つ、宜しく頼むよ!10円、あげとくから!

秀吉公銅像
秀吉公銅像
逆光が強くて、肝心の顔が撮れなかった。残念!

本丸御殿跡
本丸御殿跡
しょーもない写真だが、本丸御殿の跡地。

大阪城天守閣
大阪城天守閣
これが、豊臣家が誇る最新鋭の天守閣か!バリアフリィー!

内濠
内濠
コッソリ、ここも埋めといてっと…。


※千、徳川家康が登場。

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posted by サイ 21:37comments(0)|-





水鳥・霧の籬★

本多忠朝
本多忠朝
本多忠朝が登場する少女漫画、2本。まずは、『水鳥』から。時代は江戸後期。病身の大旦那は、長い間、大好物のアルコールを断っていた。何故ならば、遠い昔、大旦那が買いに行かせた酒が遠因となって、自分のところで奉公していた子守の少女を事故で失ってしまったからだ。いよいよ、大旦那の寿命が尽きようとしている時、死んだはずの子守の少女が酒を届けに来た。本多出雲守忠朝公は、酒封じの神である。忠朝の墓に断酒の誓いを立て、それを最後まで守り通した大旦那に、忠朝は褒美の酒を与えたのだ。子守の少女は、ようやく買物の役目を終え、大旦那は美酒で喉を潤し、穏やかな最期を迎えた。そして、忠朝神は、水茶屋の可愛らしい看板娘に大ハシャギだった。

時代は前後するが、『霧の籬』は『水鳥』の後編に当たる。神になる前の、人間忠朝の伝記的なストーリーである。高齢の家康は、日増しに焦りを感じていた。自分よりも若かった本多忠勝も榊原康政も、すでに亡い。徳川の為、平和の為、後顧の憂いなきよう、家康は豊臣家を滅ぼす決意を固めた。老獪な家康は、権謀術数を巡らせる。譜代の兵を減らさず、外様の兵だけを減らす布陣。真田家内通の噂。豊臣家に対するネガティブ情報の捏造。まだまだ青臭い忠朝は、家康の戦術を受け入れる事が出来ず、酒に逃げた。俺の敬愛する大御所さまってのは、こんな汚かないんだよ。父上だったら、大御所さまに気軽に諫言するんだよな。父上のように、俺がポンポン言えるようになるには、大御所さまに俺の実力を見せ付けてやらないと。んで、「メッ!(`・ω・´)」って、俺が叱り飛ばして、大御所さまに悪いトコを直して貰うんだ。お、アレに見ゆるは、毛利豊前守(毛利勝永)か!良き敵、カモ~ン!…俺、オワタ。

『霧の籬』には、大多喜藩に漂着したドン・ロドリゴ(ロドリゴ・デ・ビベーロ)が登場するので、大多喜城を観光した事がある人は、一度読んで見ると面白いかも。『水鳥』も『霧の籬』も、河村恵利の『戦国落城秘話 青柳の糸』に収録されている。最近の発売だから、比較的手に入り易い。

仁王(阿形)
仁王(阿形)
大阪市天王寺区にある一心寺。大阪城に近い。

仁王(吽形)
仁王(吽形)
何ゆえに、山門も仁王もモダンなのか。新興宗教の寺かと思ってしまったぞ。大阪のセンス?

本堂
本堂
本堂は、まあ普通だよなあ。

本多出雲守忠朝の墓
本多出雲守忠朝の墓
私は酒飲みではないから、断酒は必要ないね。

杓文字
杓文字
シャモジは掬うもの。掬うは救う。大阪のダジャレ?


※本多忠朝、本多忠勝、本多忠政、入道丸(本多政勝)、千代、徳川家康が登場。

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posted by サイ 17:40comments(0)|-





1615年の幼妻 −千姫の恋−★

豊臣秀頼
豊臣秀頼
僅か七歳にして、千姫は政略結婚の道具にされた。夫の顔も知らず、八年もの長き間、千姫は大阪城で軟禁生活を送っていた。だけども、今日こそは、冒険してみたい。千姫は侍女の着物を借りて、幾重にも重なった城壁を乗り越える。そこには、ちょっとマヌケなイケメンが…。初めて見る夫、秀頼であった。淀の方の妨害も何のその、千姫と秀頼は逢瀬を繰り返す。普段はマザコンで軟弱に装っているが、実は秀頼は優秀だった。千姫にカッコ良いところを見せてあげたい。そう思った秀頼は、立派な態度で家康に面会してしまう。そんな秀頼に脅威を感じた家康は、豊臣家を滅ぼそうと開戦を決意した。世に言う、大阪冬の陣である。千姫と秀頼は強い愛情で結ばれていると、一旦は引き下がった家康だが、これは偽りの和議であった。半年後の夏、豊臣家は滅ぼされた。嗚呼、悲劇の二人。千姫と秀頼には愛があるからという理由で、一度は戦いの矛を収めた家康って…。東軍の諸大名は、それで納得したんかいな。…と突っ込みたくなるけど、少女漫画だからねえ。


※千姫、徳川家康が登場。

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posted by サイ 19:53comments(0)|-





つつじ風聞★

榊原康政
榊原康政
群馬県館林市を舞台に、榊原康政が登場する世にも珍しい歴史少女漫画を紹介するぞ。主人公は康政ではなく、康政の嫡男、榊原忠長である。史実の榊原家は、
大須賀康高の娘(正室)−−−榊原康政−−−花房氏の娘(側室)
                  |                |
               大須賀忠政     榊原康勝(痔)
                 榊原忠長  
…と、なっている。忠政は長男でありながらも、嫡子のない大須賀氏に養子に出された為、次男の忠長が榊原家の嫡子となった。しかし、病弱だった忠長は早世し、花房氏の康勝も、大坂夏の陣の折、持病の痔の悪化により死亡した。なお、康勝の悪い家老の一人は、中根吉衛門という。

『つつじ風聞』での榊原家は、
亡き正室−−−榊原康政−−−八幡廓(側室)---太郎八(八幡廓の弟、忠長のお目付け役)
         |                 |       
       |    忠長亡き後の嫡男
         | 
     榊原忠長−−お辻(阿辻の方、中根の家人の娘)
…と、ヒロイン役のお辻が加わって、こんな感じである。

榊原さんチの忠長クンは、ちょっと不器用なシャイ☆ボーイ。最近、忠長は村娘のお辻が気になってたまらない。お年頃の忠長は、徳川四天王榊原家の正統な跡継ぎという事もあって、良い縁談が舞い込みそう。身元が定かでないお辻と、もし間違いでも起きたら、忠長の価値が大きく下がってしまう。お目付け役の太郎八は、目を光らせて、二人の仲を監視する。アッパークラスに属する自分の身分と本名をお辻に明かさぬまま、忠長は父の康政と共に、上田城へと出陣した。「この戦から戻ったら、本当の事をお辻に話したいんだ」。これ、何て死亡フラグ?そして、関ヶ原を終え、忠長は無事に生きて帰った。だけども、トーチャンは中納言(徳川秀忠)の所為で、大遅刻しちゃって、館林の領民には何かヒソヒソ言われてるし、合戦のドサクサの間に、お辻は実の父親に引き取られて、行方不明になっていたし、トーチャンの失態が原因で、良い縁談も立ち消えになってしまった。踏んだり蹴ったりなのに、トーチャンったら、新しい側室を迎えるって、何なのさ。…あ、あれ?新しい側室って、お、お辻?お辻の正体は、家老の中根の家人の娘であった。トーチャン、お辻に一目惚れしたんだって…。康政の側室として、忠長に挨拶に来た阿辻の方は、忠長を激しく責め立てた。阿辻も必死になって、忠長の行方を探したけれど、忠長が名乗っていた「小平太」という偽名(作中では幼名)では、誰だか特定できなかった。てっきり、上田城で戦死したのだと思っていた。ひたすら、「小平太」の身を案じ続けた私の心を弄んでいたのか!その言葉に、忠長はショックを受ける。慌てて、太郎八が二人の仲を取り持とうと、仲裁を申し出るも、時すでに遅し。今は辛いけど、少しの間だけ…。結局、心の痛みが癒えなかった忠長は、病に伏した。阿辻から病気見舞いに贈られたツツジの花が満開に咲き乱れる。あの頃の、夢の中で。忠長は永眠した。忠長とお辻の淡い恋物語を太郎八に打ち明けられた康政は、阿辻の出家を許した。「己の為に、世を捨ててくれる女がおるとは、忠長も果報な奴よ」と知らなかったとは言え、息子の彼女を横取りした康政トーチャンは、キレイに話を締め括ろうと頑張った。結論、『つつじ風聞』の康政は、ダメ親父にしか見えんw


※榊原忠長、榊原康政が登場。
※*つつじが岡公園の伝説*の真偽を確かめるべく、検索を繰り返したが、よく分からなかった。
 →解決しました!

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posted by サイ 19:03comments(2)|-